8月はサロンがお休みでしたので、今回のサロンは皆さん久しぶりの顔合わせとなりました。
お知らせしておりましたとおり、バイオリニスト斉藤航さんによる演奏会を開かせて頂きました。
さっそうと登場された斉藤さんに、皆さん期待の拍手。
今回は、常連の参加者の方があいにくの用で複数欠席されていましたが、バイオリン演奏ということで、逆に普段いらっしゃらない方のお顔がたくさん見えます。
さて、簡単なご挨拶をされたあと、いよいよ弓がバイオリンの弦の上を滑り始めると同時に聴こえてきた澄んだ豊かな音、美しいメロディ。見ると、何人か泣かれている方が・・・。
斉藤さん、演奏しながらのさりげないパフォーマンスや合間のトーク等もお上手で、聴いている皆さんが自然な感じで斉藤さんの奏でる世界に入って心から楽しんでいらっしゃるようでした。
サロンを開いている部屋はそう広くない会議室ですが、斉藤さんによると、このような部屋は雑音も入らず意外と音響も良いのだとか。しかもバイオリンの息遣いが聞こえるほど近くで堪能できるというのはなんと贅沢なこと。
この日演奏して頂いたのは、「見上げてごらん夜の星を」「花は咲く」「愛の挨拶」「惑星ジュピター」「アメイジンググレイス」「情熱大陸」等。最後のアンコールでは、皆さんもどうぞご一緒に歌って下さいと「故郷」を弾いて下さり、感動と大きな拍手の中で演奏会が終わりました。ああ、あと1時間くらい聴いていたかった・・・・というのが素直な感想です。
後でわかったのですが、会議室の扉の向こう側で、他の部屋で活動していた人たちや会館の職員さんたちが皆さんわらわらと出て来て聴いていらっしゃったそうです。気付けば中に入って頂いたのですが・・・・。
斉藤さん、今回はこのような小さなサロンで演奏して下さりありがとうございました。
また是非、もしかしたら少し違った企画で、再びこの青葉町で美しい音を響かせていただけたら・・・と密かに思っています。
心よりお待ちしています。